今朝のテレビで、痛風の特集をやってましたが
その原因を
・プリン体の多いものを食べる
・腎臓の機能が弱い
と、結論していたようです。
また、20代30代で痛風になる人増えてるそうですよ。
じゃぁ、もう少しくわしく、痛風について書いて見ましょう。
痛風にかかるのは、圧倒的に男性です。
会社や組織で、重要な立場に就いている人に多いですね。
実は、痛風の原因は、プリン体が多く入った食物の食べ過ぎではなく
過度のストレスや頑張りすぎだと、...
新潟大学大学院医学部の安保徹教授は、
彼の著書「こうすれば病気は治る」の中で書いてます。
では、
痛風が起きるメカニズムを説明します。
痛風は、尿酸が多くなって発症することはよく知られています。
尿酸は、プリン体が分解して出来るものですが
プリン体は、細胞の「核」を構成する物質です。
たくさんの細胞が破壊されると
核が壊れプリン体が増え、それが尿酸になります。
尿酸は、本来、尿とともに排泄されるのですが
ストレスが多い生活や、がんばりすぎの生活を続けると
交感神経緊張状態になります。
すると、
排泄を司る副交感神経が抑えられ、排泄されずに血中に残ります。
排泄し切れない尿酸は、結晶となり関節に溜まると
白血球を構成する細胞の一つ、顆粒球(かりゅうきゅう)が
それを敵と勘違いして、攻撃します。
顆粒球が攻撃すると、炎症を起こしますので、
腫れあがったり、強い痛みを生じさせます。
まさに、風が吹いても痛むわけです。
尿酸が排泄されないという、交感神経緊張状態は
「過度のストレスや頑張りすぎ」が原因ですから、
それらから逃れる事が、一番です。
でも、お仕事だから、出来ないかも。
じゃぁ、緊張をほぐすために、リラックス出来る一時を作ってください。
たとえば、
◆ 楽しい食事。
◆ 落語や漫才を聞いたり見て笑ってください。
◆ ゆっくり、お風呂につかる。
◆ 6時間以上の睡眠をとる。
など、など、です。
これらの行為は
交感神経を抑えて、副交感神経が優位な状態を作ります。
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