体脂肪は多すぎると“肥満”ってことですが
なくっちゃ困ります。
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脂肪は、
糖分やタンパク質に比べて
約2倍のエネルギー量をもっています。
脂肪1kgにつき7000kcalあり、
これは、フルマラソン2回分の消費カロリーに相当します。
そして、
脂肪は脂肪細胞の中に仕舞いこまれ、
必要なときに取り出されエネルギーとなり、
カラダの各部分を動かします。
また、
脂肪は、寒さや暑さから身をまもり、
体温を一定に保ちます。
また、
皮下の脂肪細胞は、クッションの役割をして、
外部からの衝撃から身を守ります。
つまり、
適度な体脂肪はカラダにとって大切で必要なものです。
さて、
どのぐらいの量の脂肪が、カラダに蓄えているか、...
ちょっと試算をしてみましょう。
体重“55kg”の女性の体脂肪率が“22%”とすると、
彼女は体内に“12kg”の脂肪を蓄えている事になります。
脂肪のエネルギー量は、1kg7000kcalですから、
全部で“8万4000kcal”ものエネルギーを蓄えています。
そして、
彼女が1日に必要とするカロリーが、“1800kcal”だとすると、
彼女は、
実に“46日分”もの備蓄エネルギーを持っていることになります。
山で遭難したりして、何日も食べ物がなくても
ちゃんと生き延びて助かるわけですね。
この様に、人の身体は、飢餓にたえられるように出来ています。
しかし、過食に対しては、なんの対策もなく
ただ、貯めこむだけで、ぶくぶくと太ってしまいます。(大汗)
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