バリバリの頑張りやさんって、
身近に一人はいるでしょ。
そんな人の特長は、...
・顔が脂ぎって(高脂血症ぎみ)
・いつも汗をかいている(緊張状態が続いている)
・加齢臭がある(腐敗臭なんですよ。こわぁー)
・ガミガミ言う(興奮状態)
40歳を過ぎて、以上のような人のほとんどは
糖尿病だと疑っていいでしょう。
糖尿病の原因が、食事でない事はだいぶ知られて来ましたね。
糖尿病に対して、食事療法を積極的にすすめない病院が
増えているそうです。
でも、いまだに、インシュリンの分泌を促進させたり
血糖値を下げる治療をしているのが現状でしょ。
免疫学の新潟大学大学院医学部教授安保徹先生の
講演会を聞きに行ったことがあります。
その時、先生は、ラットによる実験で
血糖値が、食事では著しく上昇しないことを証明しました。
安保先生のお話によると、...
人の血糖値は、食後140ぐらいまで上昇します。
でも、人より動作が機敏なラットは150まで上昇。
ラットを金網で縛ってしばらくすると血糖値は
500まで上昇します。
つまり、ラットは、不安感に襲われ、それで
カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン
ドーパミン)が分泌されます。
これらの物質は、著しく血糖値を上げる性質が
あるので、当然、血糖値が上がります。
人も、たとえば、
借金の期限が迫っている。
上司に怒られた。
仕事の〆切に間に合わない。
など、
不安や恐れ、イライラなどストレスがあると
血圧が上がり、脈拍が高まり血糖値が上がるという
カテコールアミンの増加による典型的な症状がでます。
この場合、血糖値が400近くまで上がる人がいますので
これはもう、食事が原因とは言えません。
しかも、ストレスがなくならない限り、高血糖の状態は
持続しますから、きっちり糖尿病と診断されます。
カテコールアミンは、交感神経刺激物質ですから
これが増加するのは、過度のストレスによって交感神経が緊張して
いる状態です。
すると、交感神経緊張状態とは、白血球を構成する細胞のうちの
顆粒球(カリュウキュウ)の数が増えます。
顆粒球は、普段細菌を貪食(どんしょく=食べて殺す)して
カラダを守ってくれますが、貪食と同時に死にます。
貪食しなくても、寿命が2日しか持たないので、すぐに死にます。
ところが、顆粒球が死ぬ時大量の活性酸素を発生させますので
この活性酸素が膵臓を攻撃してインシュリンの分泌が低下します。
そんなわけで
「糖尿病の原因は、食事じゃありません」と、言うお話でした。
さて、じゃぁ解決方法はとなると、...
悩み、不安や恐れ、イライラ、ガミガミ、頑張りすぎ
をなくせばいいわけです。
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