痛みは、プロクサグランジンというホルモンが
血管を広げようとするときに起きます。
血管を広げるのは、血流を増やして
悪いところをカラダが自然治癒している
ためです。
「痛み」は、悪者じゃありません。
痛みがあると、痛み止めや消炎剤を
飲む人が多いですよね。
この様な痛み止めは、プロクサグランジンの
分泌を止める事によって、痛みを止めます。
すると、痛みは止まりますが
血管は細くなり、血の流れは悪くなり
悪いところを治せなくなります。
そればかりか、カラダを冷やし
低体温をよび、大きな病気の原因を作ります。
さて、普段から腰や関節が弱い人にとって
梅雨時は、なにかと、腰痛や関節痛を
起こしやすくなります。
梅雨時は、あたりまえですが雨が多い。
つまり、低気圧の勢力が強い。
低気圧ですと、カラダの自律神経のうち
副交感神経が優位になります。
副交感神経は、血管を広げようとします。
もともと血管が細いとか、血流が悪いところは
副交感神経の命令で、プロクサグランジンが
発生します。
そして、血管は、広がりますが
この時、プロクサグランジンが起こす
痛みが生じます。
ちょうと、熱いお風呂に入った時
背中の一部に、ピリッと強い痛みが走るって
経験は無いですか?
私は、良くあります。
「ははー、そこの血管が細かったのか」と
納得します。
血管が広がろうとして、プロクサグランジンが
発生したんですね。
血管が、十分に広がると、プロクサグランジンの
役目は終わりますので、痛みは消えてしまします。
少々の痛みなら、我慢すると、忘れてしまうのは
このためです。
こんな時、痛み止めや鎮痛剤を飲むと
痛みはすぐに取れますが、血管は細くなってしまいます。
必要があって、血管を広げて、その副産物の「痛み」
なんですから、痛み止めや鎮痛剤の薬効がなくなると
さて、どうでしょう??
また、カラダは血管を広げようとして
痛みも出ます。
痛みが出たら、
まず冷やさず、積極的にその部位を温め
カラダが血管を広げている作業を
助けてやれば、...
痛みは、いつもより早くなくなるって道理です。
日頃から、関節痛に悩む人も同様で
ハップ剤で冷やしたり、痛み止めを飲むと
上記の様な堂々巡りを繰り返してしまします。
そこで、カラダを冷やさないで
痛みや炎症を取る漢方薬があります。
「麻黄(まおう)」がそれです。
葛根湯という風邪薬にも熱冷ましとして入っているので
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
■麻黄が主役の、腰痛、関節痛、筋肉痛の漢方薬
●痛効散(つうこうさん)90包、10,290円(税込)<送料無料>
最近のコメント