海馬の神経細胞を増やすための
七つの方法を、昨日、お話ししました。
その中に「よく噛む」というのがありましたが
覚えていらっしゃいますか。
鎌倉時代の頭蓋骨が、鎌倉で発見された事があって
その頭蓋骨から得た情報を基に
当時の人が、食事の度に、どのぐらいの時間をかけ
何回噛んだかを実験したデータあるんです。
参考資料:日本史偉人「健康長寿法」(森村宗冬)
実験のための献立ですが、...
玄米のおこわに、おかずは、梅干し、里芋とワカメのみそ汁
イワシの丸干し
鎌倉時代のメニューとはいえ、結構、豪華ですね。
これらを、平らげるのにかかった時間は、29分。
咀嚼(そしゃく)回数(何回噛んだか?)は、2654回
これに対して、現代人の場合、....
献立は、パン、コーンスープ、ハンバーグ、スパゲッティー
ポテトサラダ、プリン。
咀嚼時間は、11分で、咀嚼回数は、620回
柔らかいものばっかなんですが
いかに噛まなくなったか、明白です。
こう、ちゃんと噛むと、脳に刺激が行って
それが、脳神経細胞の増加につながり
ボケ防止にもなるんです。
そればかりか、良く噛むと
唾液の消化液が十分に分泌され
消化がはかどります。
また、噛んでいる時間が長いと
胃や腸に
「おぉーい、もうすぐしたら、食べ物が行くからさー」
と、情報がうまく伝達され。
胃や腸は、
「がってんだ、準備オーライ」と、体勢を整えられる。
胃や腸は、副交感神経に支配されていますので
胃や腸が、正常に働くと、副交感神経が優位に傾き、
同じく副交感神経に影響される、免疫細胞も
活発になます。
すると、元気がみなぎった免疫細胞は
食べ物と一緒に入り込んだ、ウイルスをやっつけ
また、ガン細胞も殺してしまいます。
また、良く噛むと、歯ぐきが強くなりますね。
つまり、歯周病の予防にもなります
歯周病は、心筋梗塞の危険因子ですから
噛むことは、心筋梗塞の予防にもなる。
噛めば噛むほど、どれだけカラダのためになるか
計り知れません。
ですから、みなさん、...
カム、カム、エブリバディーっ!!
(なんのこっちゃ)
さて、ここでコマーシャル、....
歯みがきをしなくても、むし歯が一本もない人が
いるんですって。
きっと、免疫力が大変強い人なんですよ。
そうでない方は、毎食後、しっかり磨いてください。
●ソニッケア e9800 超音波電動ハブラシ17,640円(税込、送料無料)
最近のコメント