私、横丁の隠居八木は、
4年ほど前2007年9月、脳梗塞で倒れましたが、その時
心筋梗塞も興していました。
心筋梗塞の前兆として不整脈と狭心症があげられますが、私の場合
階段を登った時など心臓が締め付けられるようになる狭心症の気がありました。
40代50代の一番の病気で一番死亡率が高いのが心筋梗塞です。
圧倒的に男性が多く、頑張り屋さんの病気という感じ。
寝食を忘れて仕事に没頭するタイプですから、常に交感神経緊張状態で
血圧が高く、血小板も血圧に比例して多くなるで血液が固まりやすく
なっています。
心筋梗塞には、血圧を下げたり血栓を防ぐ治療をされるが
安保徹新潟大学大学院医学部教授は、それらに批判的です。
つまり、
1)血圧はそれぞれの体が必要とされるレベルで調節されているので
無理に下げると危険な事が多い。
2)血液の固まりやすさも、その人の体調に合わせて決まっているので
それを無理矢理溶ける方向に向かわせ、凝固の力を落とす方法が良
いか疑問だ。
そして、安保徹先生は、一も二も、頑張り過ぎの生活をあらためて
心臓への負担を和らげる事だと、言い切ってます。
確かに、心筋梗塞の経験者は、その死ぬかと思うような胸の痛みや
呼吸困難から、恐怖心をもち、しばらくはおとなしくしているようです。
でも、持ち前の性格か、また、頑張り屋の生活を続けて
再度発作を起こして、とりかえしのつかない事になるようです。
病後も、静かな生活を送っていると、壊死した組織は周りの
組織が肥大して置き換わり少しづつ回復します。
また、破壊された組織に、白血球のマクロファージが集まってきて
その残骸を食べて線維化します。
ちょうど、怪我をすると傷跡がのこるが、時間とともに消えるように
心筋梗塞でも同じ事がおこります。
心筋梗塞の予防と治療には、患者自身が、生活パターンを
見直すのが第一で、
仕事のスピードアップ、割り振りなど、段取力が必要だし
リラックス出来る、時間、空間作り
を、強くおすすめします。高血圧は食事や運動することで下げるのが理想ですが、それでうまくいかない場合は、薬でさげるのは、やもうえません。ただ<>血圧を、高いまま放置するのは、私の経験から、よくないと思います
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