いやはや、15日のお陽気は、...ってーと
35℃を超したかも。
えぇー
暑気払いには、やっぱり怪談ですねっ。
ひゅーどろどろーーっ!
「うらめしやー」
って、こう手のひらをそろえ
下にだらーっと、垂らすから、怖い。
これが、幽霊が、手のひらを上にして
こっちに向けて、出たきたら、笑っちゃいます。
「はぁーい」なんちゃって、オバQだね。
はて、幽霊はいるのか?
私は、みたことがありません。
人の霊は、そんなに強くないって聞きますから
可能性はあっても、実際に幽霊として現れ出るのは
ごくまれでしょうねー。
「牡丹灯籠(ぼたんどうろう)」と
いう怪談話をご存じですか。
幕末から明治にいたるまでに活躍した
天才落語家、三遊亭円朝の傑作です。
牡丹灯籠は、文久元年(1862)~元治元年(1864)
円朝が22歳~25歳ころの作品と言われています。
かく言う私も、...
カランコロンの下駄の音とともに
牡丹芍薬の灯籠を下げた下女のお米を
お供にして、お露の幽霊が
毎晩、美貌の旗本萩原新三郎の家に通う
...、って話しか知りません。
二人の逢瀬を、のぞき見た近所の人は
骨と皮ばかりにやせ細った女が
新三郎にかじりついているのを発見。
ぞーっと、身の毛もよだつ
怖ーーーいお話。
昔、小さい時、誰が演じたかわかりませんが
ラジオで聞いて
一人でトイレに行けなくなったのを覚えています。
実は、この話は、
お露とお米の幽霊が出てくるのがほんの一部の
長編もので、どんでん返しが盛りだくさん。
なんでも、十三夜連続で演じられたそうです。
そして、この二人の幽霊も、人が仕掛けた作り物。
幽霊より、
生きている人間のほうが
ずーっと怖いが、“落ち”なんですよ。
ところで、お露と新三郎の出会いは
亀戸の梅屋敷で、
お露が新三郎に、恋いこがれて末
病になり、死に至る、...って話の流れでね。
でもねー、
梅屋敷からそう遠くない亀戸天神の脇にあった
団子屋「梅見団子」の看板娘お三
と旗本の若様阿部新十郎との悲恋話があって
「怪談阿三(おさん)の森」と言います。
よく似た話があるもんです。(汗)
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