5月は、五月病と並び
ニキビが増える時期ですね。
ニキビは、青春期特有の、ホルモンのバランスの
乱れが原因だ、...と思っていたら
どうやら、もうちょっと別の理由がありそうです。
安保徹先生の「病は気からの免疫学」に
銀座で皮膚科クリニックを開いている
池野宏さんの話があります。
それによると、...
池野先生が、ニキビの患者さんの顆粒球レベルを調べたら
70%が顆粒球過多になっていたそうです。
つまり、ニキビが出来るのは
ストレス → 交感神経の緊張 → 顆粒球の増加
→顆粒球の常在菌(すでに皮膚にある細菌)に対する
過剰反応(攻撃を仕掛けて貪食する)
→ニキビ
という課程が明らかになったそうです。
そして、ニキビは激しいストレスを抱えた
学生や会社員に多く見られるので
考え方や生き方をチェックして
見直すことで病気は治療に向かうと
安保先生は、おっしゃいます。
そして、
急性のストレスがあると、“吹き出物”ができ
慢性のストレスは、“ニキビ”を作ります。
吹き出物やニキビを防ぐため
もちろん、食べ物も注意が必要で
甘いものや油で揚げた食事はさけた方がいいでしょう。
【解説】顆粒球とは
顆粒球は白血球を構成する細胞の一種で
代表的なものは好酸球と呼ばれている。
ウイルスより大きい細菌を貪食(どんしょく)と言って
食べて細菌を駆逐する。
しかし、食べると同時に自分も死に、その時大量の
活性酸素を発生させ、周りの正常な細胞を傷つける。
交感神経の影響をうけ、交感神経が過多になると
増えて白血球の構成比率が大きくなる。
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