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★思い出のメロディー72話「I Left My Heart In San Francisco」(tony Bennett )
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直訳すると「私のハートをサンフランシスコに置いてきちゃった」って言うと、味もそっけもない
話になります。
ではなくて、サンフランシスコを離れ、思い出がいっぱい溢れ出るとでも言うと、ちょっと粋でしょ。
私も、1969年最初の渡米時、ニューヨークに行く途中、ホノルルの後、たちよったのですが、思い出が
あるというか、記録もないし、いつ行って、どのホテルに泊まったたかも、今更。わかりません。ホテルの前に坂道があり
その坂道を降りていき、コーヒーdショップに入り、コーヒーをのんだっけ、
なんと、ウジェートレスは、アメリカ人で金髪で目が青い。こんな店は、神戸にだって、東京の赤坂や原宿にもないだろう
なんたってアメリカ人が注文を取りに来てそれを運んでくれるなんて、たいしたもんだと、真面目に思った
ものです。
まぁ、初めてのアメリカ体験って、一人旅なら、誰だって、こんなもんでしょう。
安いツアーに参加して、ケーブルカーに乗ったし、チャイナタウンにも行った。
初めてのアメリカで、チャイナタウンでもあるまいにと、思いますが、英語だってままならない身では、少しでも、日本に
近い環境に行ったってことなんでしょう。
でも、スネアードルムのシャカシャカ音に続いて、ピアノがこの曲の旋律を奏でると、じーんと、しびれますね。
どこがどこかわからないまま夜道を通りすぎたサンフランシスコの体験がすごくおしまれます。
そして。コーヒーでなく、スコッチのオンザロックのダブルと行きたいものですと
半世紀経って、悔やむなんて、思いもよらなかった思い出と少々のもったいなさも残したサンフランシスコでした。
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