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★思い出のメロディー<23 話>ウエストサイド物語」(リチャードベーマーとナタリーウッド)
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映画好きの親父は、「十戒」とか「ベンハー」など当時、評判になった大作と評判の映画には、必ず連れて行ってくれた。
私が中学生のころでした。本格的ブロードウエイミュージカルを映画化した「ウエストサイド物語」も
震災で崩壊した阪急三宮駅にあった映画館阪急会館に例外なくつれていってくれた。
映画を観終わると親父は、「ナタリーウッド」ってかわいいね」という言葉に同感し「親父もなかなか
センスいいじゃない」と思ったものです。それから何年がたってニューヨーク留学中に
ナタリーウッドが出演した「理由なき反抗」をテレビで見た時、親父の言葉を思いだし、センチメンタルな
気分になったものです。映画のロケ現場となったニューヨークマンハッタンノアッパーウエストサイドは、私が初渡米した時から20年も前に
再開発されリンカーンセンターとして再開発されていました。また、2度目の渡米時には、でも同様にロケ現場であったウェストエンド・アベニューに住んだことがありましましたし、リンカーンセンターで行われた、ティナ・ターナのコンサートをルームメイトと一緒にみにいきました。その映画の撮影現場を目撃したわけですが、ウエストサイドに住むひとは、ゆびをならして、軽くステップを踏んで歩いている人は、一人もいませんでした。
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