池谷祐二さんの本「脳はなにかと言い訳する」を
読んで、赤ちゃんの笑いの秘密が分かりました。
笑う時に、楽しげな顔をするのは表情筋が
発達している人間だけの特技だそうです。
また、人間以外の動物が
楽しいとか、嬉しいとか感じているか
なにせ、動物には言語はないし
顔にも出ないから分かりませんね。
犬が喜ぶと
しっぽをふるって言われていますが
どうやら、犬は喜んでいるわけじゃないそうです。
あれは、緊張状態で生じる反射的な行動で
貧乏揺すりの様なものですって。
笑いにも、いろいろありますね。
落語や漫才、バラエティー番組を見て
役者さんが面白い事をするから、
また、皮肉が受けるとか、...。
また、テレ笑い、とか、笑ってごまかす
ってのもあります。
じゃぁ
赤ちゃんは
面白いから笑っているんでしょうか?
どうやら、違うらしい。
だって、赤ちゃんにいくら冗談や
だじゃれを言っても、通じないでしょう。
「いない、いない、ばー」と言ってあやしても
ちゃんと、意味は分かっていないでしょう。
お母さんが、赤ちゃんに向かって笑うと
赤ちゃんは、笑います。
お母さんは、その笑い顔を見て
ああ、元気なんだと安心します。
また、赤ちゃんは、笑うことによって
気分いいですよ、万事OKですよと
シグナルを送っているんですって。
ちょうど、大人が、久しぶりに会った
友人に笑いかけたり
また、別れ際に、会釈をしながら笑い顔を
作りますね。
そんな、感じで、笑っているようです。
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