月曜日に、友人から電話がありました。
友人と言っても、私より20歳若い40歳の人です。
彼が、....
「(お小水の)出がわるいんです。
前立腺が肥大しているんじゃないかと思って。」
と、悩みを打ち明けられました。
前立腺肥大は、元はと言えば血流障害が原因です。
前立腺は、前立腺液を作っています。
前立腺液と精巣でつくられる精子、精嚢(せいのう)からでる液体が
まざって精液となります。
血流障害があると、前立腺にストレスがかかります。
それに加えて、
前立腺の分泌作業は、副交感神経に支配されているので
血流障害によるストレスで副交感神経が抑制されていると
せっかく作った分泌物が出せなくなってしまう。
分泌物が滞留して、前立腺をひどく圧迫します。
血流障害がますます加わると前立腺が肥大します。
前立腺肥大と疑いがある人の腰回りは
きっと、ぶよぶよしているはずです。
そして、運動をまったくしていないでしょう。
中には、腰痛で悩んでいる人もいる。
前立腺がある腰回りは、大体同じ血管支配なので
前立腺が肥大すると、腰痛など、腰回りに障害がでます。
ですから、腰周りの血流をよくしてあげれば良い。
そのために、運動と入浴が一番です。
前出の友人は、その後医者に行き
前立腺肥大の疑いは、晴れたようです。
でも、医者に
「年齢とともに、しかたがない。やはり運動不足が原因。」
と言われたそうです。
「運動不足が原因」は、その通りです。
前立腺が肥大するのは、総じて老化現象と言えます。
老化とは、酸化なので、酸化物質は交感神経を刺激して
副交感神経を抑制し、分泌作用が抑えられます。
酸化を予防するには、やっぱり血流をよくすれば良いと
結論されます。
友人の場合、年齢的なものより
大変精力的に活躍している人ですから
仕事上のストレスや頑張りすぎな生活で交感神経が優位になり
分泌作用の排尿がままならないようです。
生活にもっと「癒し」を増やす必要があるし
腎臓の働きを正常にするためにも
腰回りの血流をよくしてあげればいいでしょう。
ゆっくりとお風呂に入るのがいいんですけどね。
仕事で駆けづり廻って、体を使っていても
結局、運動にはなっていないんですね。
歳だとあきらめる前に、やるべき事はあるようです。
と、私に対する言葉でもあります。
ありがとうございました。
それでは、またっ。
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