内視鏡によるポリープ除去で国際的に有名な
新谷先生は、著書「病気にならない生き方」で、...
「胃酸過多という考えは間違っている」と、おっしゃる。
▼著書からの引用です。
胃酸が出過ぎると言うことは実際にはない。
胃酸は健康の維持のために必要だから出ている。
胸焼けだから、胃酸過多で、胃酸を抑える制酸剤を
むやみに与えることは間違っている。
胸焼けは、胃酸が食道に逆流して、もともとアルカリ性の
食道は酸に弱いので、胃酸が食道を傷つけることによっておこる。
逆流するのを防ぐには、タバコ、酒、コーヒーなどの刺激物を避ける。
また、食事を寝る4~5時間前に済ませ、胃を空っぽにして寝ると
胃酸は逆流しない。
胃薬をむやみに飲んで、胃酸の酸を弱めると
酸に弱い常在菌のピロリ菌が繁殖してしまうなど
弊害が多くなります。
なお、
抗生物質でピロリ菌を除去すると、不思議に胃炎がなくなるのですが
これについては、新谷先生も「わけがわからない」そうですね
まっ、
胸焼けは、前日の無理がたたったわけですから
要注意の信号だと受け止めてください。
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