2011年8月18日怪談牡丹灯籠
番町皿屋敷のお菊さんは、神奈川県平塚の生まれで
嫁入り修行として行儀作法を学ぶために旗本青山家に
奉公にあがっていたそうです。江戸時代地方の武家や
江戸市中の有力商家の娘が畑本家に行儀作法の見習いに
奉公にあがることは、良くあったそうです。
ちょうど現代の女子短期大学だったみたいdせす。
また、こうして奉公にあがると嫁入りにゆうりだったそうです。
でも、皿一枚で手打ちになるなんて命がけの修業だったと、言えますね。
ただ、この様な事件は、多々あった様で播州皿屋敷とか、複数の場所でお菊さんの井戸と名ずけ
らられた井戸があるようです。平塚には、「ひっそりお菊の塚」と、名づけられたお菊さんの慰霊碑が今も平塚市内に残っています。
かいだんばなしは、それぞれの話が有名になった時代の世相を反映している様ですが話を売らんがために
多くの人の興味をそそる実話をもとにしてつくったというのが本当でしょうね。
怪談とくれば「牡丹灯籠」を忘れちゃいけません。例のカランコロンと、駒下駄の音がする話です。
なんたって、幽霊に足があるってことで有名になったお話です。
これも実話をベースにしたとのせつもあるようです。類似した話が多いからでしょうか、
しかし、じっさいは、江戸落語中興の祖と言われている三遊亭円朝が中国の話をベースにして創作したと、言うのが
本当のようです。
これとよく似た話に「おさんの森」と言うのがありますが」このようなはなしは、いろんな土地で
伝承されたのじゃないでしょうか。
おさんの森にちなんだいお稲荷さんが江東区にあるそうですが、ちょっと怖くて行ってみようとは、
思いません。だって、夜中に下駄の音がするなんてぞーっとしますよね。
牡丹灯籠の話のおちは、「幽霊より人間の業がこわい」、都いうことなんですが、
今じゃ、原発から漏れた放射能が、これから先、何が起こるか分からないだけに、ぞーとしますね。
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