住まいの土地にまつわる物語をまとめたりしょうかいするのは、
どうやら隠居の仕事らしい。
今私が住んでいる足立にも「」足立姫」物語と言う伝承話があります。
犯罪の発生率の高さで、あまり嬉しくない事で有名な足立区のイメージを
帰るかもしれない美しい話であればいいのですが、一つ聞いてやってください。
また、この話は、江戸時代、六阿弥陀巡りと呼ばれ、江戸庶民に大変人気があっり
ありがたいお話でもあります。
江戸の東部には、一本の木から作られた阿弥陀が6ヶ所に置かれており、江戸時代にはその六阿弥陀巡りが行われていたそうです。
では、なぜ六つの阿弥陀様が出来たのでしょうか。
その昔、江戸の東北部は、墨田川を境に北側を足立郡南側を豊都島郡とよばれていました。
足立郡には、、身目麗しい姫がおり身目麗しいく人は、彼女を足立姫と呼んでいました。
足立姫は川を隔てた向こう側の豊島氏~壊れて、六人の侍女とともに嫁に行きました。
ところが、足立姫は、豊島氏の舅や姑とうまくいかず、それを悲しんだひめは、次女とともに
川に身を投げて死んでしまいましたゃ。姫の死を憐れみ、悲しんだ姫の父親は、紀州の熊野へ行き
霊木を手に入れました。それを熊野灘になげいれると、なんと、不思議なことに、。その霊木は
足立氏の地元の江北にながれつきました。そしてこの話は、修行の途中に足立郡に通りかかった高僧行基のみみにはいり、
ぎょうきは、姫と侍女の霊を弔うために、その霊木で六つの阿弥陀像を彫ることを決心し出来上がった阿弥陀像を
それぞれ六つのお寺におさめました。これが六阿弥陀のはじまりです。
また、行基は、六つの阿弥陀像を作った余りの木でも阿弥陀像を彫り。それもお寺におさめました。
http://www.e-ishiya.com/tera/adachiku/nishiarai/syououji/syououji.html
このお寺は、木余り性翁寺(木あまりしょうおうじ)to,
言い、東京都足立区扇2丁目19-3 に現存します。
nなお、六つの阿弥陀像を収めている六つのお寺は、
以下▼の通りです。▼
一番北区豊島の西福寺
二番足立区江北の恵明寺
三番北区西ヶ原の無量寺
四番北区田端の与楽寺
五番台東区上野の常楽院(現在、池之端へ移転。お寺自体は調布市に移転)
六番江東区亀戸の常光寺
…
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