まだ2月なのに、...
暖冬のせいでしょうか
花粉症の患者さんが増えてます。
ところで
花粉症だからと言って、なにも損な事ばかりじゃないです。
花粉症の人は、
リンパ球が多いリンパ球過剰体質で
その反対の顆粒球が多い人に比べる
と、顆粒球が関与する組織障害が少なく
長生きの体質だと言えます。
長生きのお年寄りで、小さい頃に、からだが弱くて
すぐに熱を出したという人が多いのは、このためです。
でも、リンパ球が多い状態が続くと
ストレスを受けたり、大量の花粉やハウスダストなどの
抗原を吸い込んで、アレルギー症状を起こしてしまいます。
アレルギー発症時は、この様なリンパ球が多い人でも
例外なく、顆粒球の数が増加しています。
アレルギー症状が収まると、再びリンパ球が多い
体質になります。
ストレスや抗原から解放されようと、副交感神経反射が
強く起きるのが、アレルギー症状の本質です。
*副交感神経反射とは、自律神経の交感神経が優位な
状態(顆粒球が多い状態)の時、自律神経のバランス
をとるために、もう一方の自律神経である
副交感神経側に体を導くために起きます。
たとえば、しもやけの場合、寒冷ストレスを受けて
それを解放するために、激しい発赤、発熱、かゆみや痛み
の症状がでますが、この症状が副交感神経反射です。
この時、冷やしたり薬を付けると、症状は治まりますが
根本的に治しておらず、症状を乗り越えた時点で治癒されます。
従って、(花粉症など)アレルギーの場合
1)ストレス(花粉の吸いすぎも含め)を解放する
2)リンパ球過剰体質を改善する
事が、根本治療になります。
リンパ球過剰体質は
1)過保護 2)甘いもののとりすぎ 3)運動不足
4)肥満 5)排気ガスの吸入 6)新建材からでる有機溶剤の吸入
7)農薬などの食品汚染
によると考えられますので、生活環境や生活様式に
工夫を加えると改善されます。
まっ、2)と3)と4)は、自分でも
実施できますね。
まずは、甘いもの断ちでもこのシーズン中に
やってみてはどうでしょう。
ずいぶん違うと思います。
★甘いのもの代わりに、ほんのり甘い甜茶
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